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ばーばインドへ行く⑦
23日の朝のこと。
インドの聖なる河ガンガー。ガンジス河。
昨夜、夜の河岸へヒンドゥ教のプージャーに連れて行ってもらったけど、イマイチに思えていたの。
暗いし。ガンジスを見渡すと言うことではなかったし。
イメージがどうも。
確かにあのエネルギーを感じた。
これがインドかとも思った。確かにね。だけどねえ。
翌朝駅へ向かう途中、ガイドさんがガンジス河を見て行ってください、連れて行きますからと。
日本人のおもてなしの様に細やかな配慮をしてくれるガイドさん。
昨夜の儀式のあった場所からはだいぶ離れてる場所へ。
風が心地良い。
鉄橋の近く。鉄道と車の二階建ての長い橋。
あーそうだ、この河。
ゆったりとした穏やかな河。
すべて飲み込んで流れる河。
そう思える。
しばらく見つめていた。
ここが、あの夢の場所なのか。
ここが、立ってみたいと思った場所なのか。
ここが、行きたいと決心した場面なのか。
でもやはり何か違う気がする。
ブッダの気配が感じられない。
「ここは昔港でした。
イギリス時代にイギリス人が造った港です。
ここからベナレス特産のシルクの織物とか積んで行きました。
下まで降りても良いですよ。」
とガイドさんの声に振り向いて、辺りを見回すけど今はもう港の影も形もないけれど。
ギリギリ降りたけど、縁はぬかるんでいて残念ながら直接水には触れられなかった。
ホントに残念。
よくガンジスは濁って汚いと聞くけど、そんな事ないよ。
岸辺には20頭くらい飼ってる牛を世話してる人達。
牛も人もそしてガンジスも一緒。
一緒の風景の中。
この橋を渡って鉄道の駅へ。
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